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14 September 2023
見せる と 魅せる
僕ら写真を生業とする者達は求められている写真を撮る時、
構図云々はもちろん、光を読み、ときにそれを創ることで
環境を整えて1枚の写真を創ります。
例えば、商品の写真を撮影する場合、『見せる』のか、『魅せる』のか。
この二つでも撮り方やアプローチは大きく異なります。
写真を用いて商品を伝えたいとき、前者の場合に必要な要素は、
色や形、ディテールなどを『情報』として伝えること。
後者はコンセプトに基づいた『世界観やイメージ』を伝えること。
(もちろん、両方を兼ね備えるケースもあります)
全体を明るくわかりやすく写しだすのか、
他に目がいかないよう際立たせるのか。
これらはどちらが正しいとか、悪いとか、
好きとか嫌いとかそういうことではなく、
目的によって選択することが大切かなと思います。
どちらも商品の魅力を伝える上で必要というか、あったほうが良いのは確かだと思いますが
会社のコンセプトやビジョンに応じて整理することが大切だと思います。
そういったご相談も可能ですのでお気軽にご連絡ください。
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